捕食植物日記

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新ルールについて

Vジャンプに「リンク召喚」を中心とした新ルールの情報が載っていますね。
ペンデュラム召喚の時も遊戯王史上初めてフィールドが弄られるということで大きな話題となりましたが今回はそれの比じゃない変更です。
ルール説明については散々話されてると思われるので省略し、僕の意見を書きたいと思います。

今回の変更に賛成な点
①ルール変更
こういっては何ですが遊戯王は元からカードゲームとしてのゲーム性はあまり高くないです。その理由は簡単で遊戯王は元々漫画からTCG化した物であるためです。その最たる例がコストです。
遊戯王は所謂マナが無いため1ターン目からでも大型モンスターが出せます。特にシンクロ召喚導入以後はメインデッキに上級モンスターを入れる意味はかなり薄くなってしまい、コストの概念は完全になくなってしまいした。シンクロ召喚導入以後の環境デッキをみればメインデッキは低レベルモンスターで固めているのがほとんどです。
さらに遊戯王はそのゲーム性と長い歴史ゆえに環境の高速化が凄まじくなりました。先攻制圧と後攻ワンキルは当たり前に近いような環境になり手札誘発が10枚も積まれる現状です。
この状態を変え環境を低速化するにはもはやルール変更しかないのも事実です。
②Pゾーンの変更 
これに関してはなぜ元々こうしなかったのかと聞きたいくらいです。

反対・不安の点
①あまりに今までのカードの価値を落としすぎる
今回のルール変更で多くのカードの価値が暴落しました。今までのルール変更は相対的な価値の下落はあっても絶対的な価値の下落はありませんでした。もちろんルール変更を提唱してる以上僕もある程度は仕方がないと思いますがあまりに影響が大きすぎます。特に酷いと思うがコズミックブレイザードラゴンなど直近のカードにも影響が大きすぎることです。もはや詐欺です。せめて変更前1年は影響の少ないカードを売るべきだったと思います。
②リンク召喚の条件が緩すぎる
リンク召喚はレベルを揃える必要はなくチューナーも必要ありません。さらにデコード・トーカーの条件をみてもとても軽いです。シンクロ期に最初に緩い条件のモンスターを出してしまったことの教訓にエクシーズ期の最初はキツ目にいってたのはなんだったのかと思うほどです。
これでは融合シンクロエクシーズするくらいならリンクモンスターで埋め尽くした方がいいのではないかと思うほどです。せめてリンクモンスターはエクストラモンスターゾーンにしか出せないなどの縛りをつけるべきだったと思います。
遊戯王の未来は大丈夫か?
今回のルール変更であまりに多くの既存プレイヤーが切り捨てられました。特にファンデッキレベルでやってた人はこれを期にやめてしまう人もいるでしょう。もちろん既存のカードを揃える必要が薄まり新規が入りやすくなったとも言えます。
しかし現状の遊戯王(というかTCG)はそれほど多くの新規を呼べるとは思えません。
そもそもあまりゲーム性が高くない遊戯王がなぜ日本のTCG界のトップに建てたかというと原作が少年ジャンプに掲載されていたことが大きいでしょう。DMはアニメとしては充分な視聴率を誇りました。しかしシリーズをおうごとに視聴率は右肩下がり、インターネットやスマートフォンの台頭などもはや多くの新規を望むことは難しいです。事実9期に入ってからは過去シリーズのカードを出したり、DMの映画をやったりと高校生以上向けくらいをターゲットにした商売に変わったと見ていました。
しかし今回のルール変更は過去のアニメシリーズのファンにはとてもきびしいものです。もちろんルール変更によって新規参入とゲーム性の改善が両立される可能性はあります。しかし正直僕は厳しいと思います。